中央銀行がバブっているのは両者で一致する所なのだが、それがどういう形で噴出するのだろうか。ちなみに直近のバブルは新興国の債券であったがtapering発言により終了している。
候補にあがったのは、シェールガス、バイオなどだがどうもいまいち。なにしろ本尊は中央銀行なので普通のバブルとは違う。リーマンショック時は民間銀行のバブルでアメリカの住宅とそれに付随するデリバティブだった。
不動産はどうだろうか。不動産が動くとなれば信用も動く。ただ住宅バブルは前回の記憶も鮮明なのでさすがに難しいという気もする。前回バブルだったのもは次のバブル候補ではないというのは結構使えるセオリーだ。ラー油の次に再びラー油は流行らない。
おじさん曰く、ウォール街の連中が黙ってこのバブルの無い状態を過ごすわけはない、というのももっともな話なのでどこかでバブルは起こるのだろう。しかしそれがどこなのかが解らない。
長く動いていなかったものというくくりではやはり金利だろうか。金利ならほとんどの条件はクリアされる。あるいはBitcoinみたいに中央銀行の通貨制度から外れるとか。
テスラモーターに代表される電気自動車という線はありかもしれない。裾野も広そうでテーマとしてはなかなかビックだ。良い機会なのでチャートを下記に貼っておく。しかし電気自動車が来るとすると日本の自動車産業はどうなるのか。本格的に来たらイノベーションのジレンマ的展開を辿るのだろうか。
なにかが起こるのは解っているが、なにが起こるかは解らない。難しいものです。
**ロシア、スノーデン氏に一年間のビザ発給
ホワイトハウスは両国間の関係にヒビが入ると直ちに抗議。スノーデン氏は米国が過去3年間にイギリスの諜報機関に少なくとも1億ポンド支払っていたとリークし米国から追われている。オバマ大統領は9月にはペテルブルグで開催されるG20に参加予定。
**アメリカ人、TVよりもデジタルデバイスに多く時間を割くように
1日あたりTVは4時間31分使用されるのに対し、デジタルデバイスは5時間09分使用されている事が解った。特にモバイルは去年に比べ33分増加し2時間21分利用されている。広告業界はTVに年2050億ドル、デジタルに1168億ドルを費やしている。
**金利の上昇がREITを襲う
今年の5月以降、金利が上昇したことによりREIT株が大きく値を下げている。ファンディングコストは未だ低いものの、FRBの資産買入が縮小されることの影響が関係しているようだ。