2014年3月25日火曜日

オデュッセイア 下


イリアスと比較するととても読みやすい。オデッュセウスが次々に冒険をするので冒険譚として楽しむことができる。ホメロスを最初に読むならオデッュセイアの方がオススメだ。時系列的にはイリアスの方が先だがそこは気にしなくても良い。

大筋はアテネがあの手この手でオデッュセウスを帰還させる感じ。方法として次々に人間に姿を買えてサポートをするのだが、結構ネタバレも激しくてほほえましい。

興味を惹いたのは、もし目の前の人が神が姿を変えた人だったら、という考え方。これによって人を歓待したり手を差し伸べることにもなるのだけれども、この目の前の人が神が姿を代えたという考え方は普段でもひょっとしたら活かせるのかもしれない。あるいは勝手に神を当てはめて想像してみるとか。

第十三歌 オデッュセウス、パイエケス人の国を発ち、イタケに帰還

漂流談を終えたオデッュセウスは多くの土産物を貰い、イタケへ送ってもらう。パイエケス人たちは眠っているオデッュセウスを置いたまま去るが、寄港寸前に怒ったポセイダオンによって船は石に変えられる。オデッュセウスをアテネは助け、求婚者たちを討つ手立てを協議したあと、テレマコスを迎えにスパルテへ向う。

第十四歌 オデッュセウス、豚飼のエウマイオスに会う

アテネの指示に従い、忠実な豚飼エウマイオスに親切にもてなされる。作り話の遍歴談を語り、オデッュセウスが年内に帰国するというが信用されない。その夜は豚飼の小屋に泊まる。

第十五歌 テレマコス、エウマイオスを訪れる

テレマコスはスパルテを発ち、ピュロスから乗船、イタケへ向う。乗船の際、亡命者で占いに長けた男を同船させる。海上で待ち伏せをする求婚者の一味をはぐらかしイタケへ帰還。町へは行かず、豚飼を訪ねて農場へ向う。

第十六歌 テレマコス、乞食(オデッュセウス)の正体を知る

テレマコスを迎えて、オデッュセウスは自分を父とは知らぬわが子から屋敷の状況を聞く。豚飼は妃にオデッュセウスの帰国を報告に出かけたあと、アテネは父子を再開させ、求婚者討伐の計画を立てる。求婚者たちはテレマコスの殺害を企てるが、ぺネロペイア(妃)が彼にあってその非行を責める。

第十七歌 テレマコスの帰館

テレマコスが一歩先に屋敷へ帰り、母に無事な姿をみせる。オデッュセウスと豚飼は遅れて町へ入る。オデッュセウスは屋敷でアンティノオスに罵られるが、足台を投げつけられるが屈辱に耐える。ぺネロペイアが夫の消息を知るため、乞食姿のオデッュセウスを呼ぼうとする。

第十八歌 オデッュセウス、イロスと格闘す

土着の乞食イロスがオデッュセウスに喧嘩を吹っ掛けるが打ち据えられる。ぺネロペイアが求婚者の前に現れ、テレマコスの無力を咎め、求婚者たちの無法を詰って贈り物を要求する。オデッュセウスは不忠の女中メラントを叱ったあと、エウリュマコスと口論となり、椅子をなげつけられる。テレマコスが一同を戒め、求婚者達は帰宅する。

第十九歌 オデッュセウスとぺネロペイアの出会い、足洗いの場

オデッュセウス父子は広間の武器を隠す。オデッュセウスはぺネロペイアと初めて対面、妃は窮状を訴える。オデッュセウスは偽りの素性を語りオデッュセウスが近いうちに帰国するという。老女エウリュクレイアはオデッュセウスの足を洗うとき、足の古傷に気づきオデッュセウスと知るが、オデッュセウスに口止めされる。妃は自分の見たを夢を語り、新しい夫を選ぶため、翌日、弓の競技を催すことを明かす。

第二十歌 求婚者誅殺前夜のこと

眠れぬオデッュセウスにアテネが現れ援助を約束する。成功を祈願するオデッュセウスにゼウスが吉兆を示す。翌朝テレマコスは求婚者にこれまでにない厳しい対応をする。宴会中に求婚者はアテネにより錯乱状態に陥られる、占い師に彼らの最期が近いことを予言される。

第二十一歌 弓の引き競べ

アテネに促されぺネロペイアは、オデッュセウスの強弓に弦を張り、十二の斧を射通した者に嫁ぐと約束する。求婚者達は次々に試みるが失敗する。オデッュセウスは豚飼と牛飼に自分の正体を明かして協力させ、自ら弓を試みて成功する。

第二十二歌 求婚者誅殺

オデッュセウスは自ら張った強弓でアンティノオス、エウリュマコスの両名を斃したあと、テレマコスと二人の忠実な下僕と共に、アテネの援護を受けて、求婚者を悉く誅殺し、不忠の山羊飼や女中たちを処刑する。そして惨劇の跡を清掃する。

第二十三歌 ぺネロペイア、乞食(オデッュセウス)の正体を知る

ぺネロペイアは乳母からオデッュセウスが求婚者を討ち取ったと聞き、広間で相対するが容易に夫であることを信じようとしない。二人しか知らぬ寝室の秘密にオデッュセウスが触れるに及んでようやく納得する。オデッュセウスは寝物語に、漂流中の出来事を妻に語る。翌朝オデッュセウス父子と忠義の下僕二人は、老父の住む田舎の農園へ向う。

第二十四歌 再び冥府の物語。和解

求婚者たちの霊は、神ヘルメスに導かれて冥界に降り、アガメムノン、アキレウスらの霊に会う。オデッュセウスは農園で老父に再会する。求婚者たちの親族はエウペイテスに扇動され農園を襲うが、エウペイテスは老父に討たれ、アテネの裁定によって両者は和解する。


**仕事場の定量化時代

半分以上の人事部は職場におけるデータ解析をより多く行うようになってきている。例えば職場にいる時間が上司に与える影響などだ。顧客と直接顔を合わせる業態やコールセンター業務にも適用されている。定量化を行うのは従業員のプライバシーの問題を想起させる。データの利用に関しては従業員に対抗手段がないも現実である。しかし悪い未来を想像するのは簡単な一方で、転職などの際にデータを利用できるなどの良い面もある。今のところ定量化は始まったばかりである。

**プライベートエクイティはグリーンエネルギーから手を引く

再生可能エネルギーに投資をした87%のプライベートエクイティが業界の平均を下回った。3%という数字はファンディングコストを考えると損と考えることもできる。再生可能エネルギー市場は過度に政府の税優遇や助成金に頼っており、スペインのようにそれがなくなる場合もありリスクが大きいようだ。

**日本はエマージングマーケットより良い投資先

クレジット関連はその他のアセットクラスに比べてアンダーパフォームを続けて、市場は未だ株が中心だと考えている。そんな中で日本は良い投資先だ。弱い円によってエマージング諸国に対し競争力が出ている。これはシェア拡大に繋がるだろう。一部の企業が再び国内に産業を戻している。円安が続けばこの流れに追随する動きがでるかもしれない。