2014年9月6日土曜日

FTとか相場観とか 20140906


■ECBが利下げの決定

Draghi総裁がユーロの利下げを決定し、同時に民間セクターの債券も買うことも表明した。これを受けてユーロは2011年以来1日でもっと大きい下げを記録した。狙いはデフレを止めることにある。ユーロはこれが最後の利下げとなる。

■北朝鮮の現状

FT紙の記者が北朝鮮に5日派遣され記事を書いている。もちろん政府のエスコートが付く形で特定された街しか回れなく、ましてや1万人以上いるとされる政治犯収容所などは無理である。

平壌に出来たMunsu Water Parkではハンバーガーが10000北朝鮮ウォンで売られているが、通常は76ウォンであり、10000ウォンは労働者の月給の3倍から5倍である。

北朝鮮人の生活は厳しい。統計によると16%の人々のみがまずまずの生活をしているに過ぎない。カロリーは1日あたりの推奨の2100カロリーに対して30%足らず、韓国人に比べて明らかに身長が低い。

しかし200ドルから売られている携帯電話は首都では普及している。数年前まで中国製のものであったが現在はでは北朝鮮製のものが取って代わった。自動車は韓国とのジョイントベンチャーPyeonghwa Motorsがあり、また日本車も多くみられる。

こういった変化もあるが先代や祖父の肖像が至る所に飾られており、現在の指導者の写真は新聞に毎日掲載される。31歳になるKimではスポーツが重要視されておりスキー場を開設している。

国連は今年北朝鮮は組織的に人権侵害が行われていると非難している。中国と北朝鮮の貿易は65億ドルに上っている。

■中国版バッドバンクにスポットライト

景気減速が明らかになってきた中国だが、デフォルトする寸前にそういったローンなどを買い取る機関がいるようだ。これまでのとろころ60の信託商品がベイルアウトされているが、実際には報告されないものもある。こういったことによりモラルハザードが起こっているにも関わらず投資家は中国のシャドーバンキングシステムに自信を持つようになっている。なおそういったシャドーバンキングは香港でIPOをし投資家に売られる。


■反中国香港メディア大物に贈収賄容疑

反中国メディアを展開する大物Jimmy Laiが政治家に賄賂を贈った容疑があるとして家宅捜索を受けた。同氏は香港で最も反中国で知られているが、反中国派の議員にお金を渡したメールがリークされていた。また彼の右腕であるMark SimonはCIAの息子で米海軍諜報機関で働いており、その関与も疑われている。

■Nato7カ国が緊急対応軍を創設

イギリス主導による10000人規模の軍を編制することが報じられている。参加国はイギリス、デンマーク、ストに亜、ラトビア、リトアニア、ノルウェー、オランダでありカナダも関心を表明している。軍は緊急に展開できるものを目指しており、合同による陸海軍で構成され、イギリス主導によるものになる。

またウクライナのArseniy Yatsuniuk首相はNato加盟を目指すとし、憲法にある軍事同盟にも加わらないという禁止条項を削除するよう議会に求めている。

■相場観

今週も引き続き売買代金は低調である。低位株や軽い銘柄の中にも値を飛ばすものがあるが、やはり迫力不足である。円安なのでもう少し大型株にもがんばって欲しいところだが、この動きを見ているとあまり大きなお金が入ってきている訳ではなさそうである。

米はTSLAやGOPROが高値を取ってきたりしている。来週はアップルのiPhoneの発表がある。それから今月中にアリババが上場する。とりあえずはこのあたりを見ておけば良いだろう。