2013/09/04
非常識マラソンマネジメント 岩本能史 マラソンに必要な具体的な商品やマネジメントがまとめられている
ランニング中の具体的な補給について知りたかったので本書を購入。実際に市民ランナーを育てているだけあって理論先行にならずに、実体験重視な点が良い。
ホノルルマラソンや東京マラソンの具体的な走り方が書いてあるのもユニーク。摂取すべき水や栄養素、マラソンに必要な道具類が商品名込みであるのも頭を悩ます必要がないので有難い。
1.レース前は徹底して足を保存する
2.レース前、中、後の補給はしっかり行う
3.レースは前半セーブして25km~30kmで最高スピードを出す
4.カフェイン、アルコールは避ける
1.レース前は徹底して足を保存する。
『立つ』は膝をロックし上体の重みがまっすぐ脚部にかかるので最も疲れるので避ける。『歩く』も避ける。
前日にホテルに泊まる場合は、翌日の朝食を買う以外はホテルでじっとする。観光やランニンググッズ展を見るのは楽しいが、タイムを出したければ足を温存するために避ける。
レース会場へも極力足を使わないように気遣うこと。
2.レース前、中、後の補給はしっかり行う
給水はしっかり行う。血液が不足すると心拍数が上がりやすくなり苦しくなる。また水分がなくなると発汗作用がなくなり体温上昇が止まらなくなる。『こまめ、少量、早め』が鉄則。1回あたり100mgを目処に。
糖質もしっかり確保する。血糖値が減少すると疲労感が出る。アミノ酸は筋肉の損傷を抑える働きがある。
3.レースは前半セーブして25km~30kmで最高スピードを出す
最初の5kmは混んでいるのもあるのでウォーミングアップという認識で。
5km~10kmはすこしずつバラけるが、最初の遅れを取り戻そうとペースを上げすぎない。
10km~20kmは基本的には5km~10kmと同じペースで。苦しいと感じたら1kmあたり12秒ずつ落として楽になるポイントを見つける。そうすればまたどこかでペースを戻せる可能性がある。15kmでは糖質を補給する。
20km~30kmは前半の抑えて走っている感を外す時期。25km~30kmで最高ペースになるようにしていく。補給は引き続き確実に取る。
30kmを過ぎたらいつも練習コースを思い浮かべ、ゴールまでのカウントダウンを始める。
30kmの壁は大腿四頭筋と血糖値の低下によるもの。前者は普段から峠走で強化しておく。後者は早めに糖質を取っておくことで回避する。
ゴール後はしゃがんだりせずに、心拍数が平常に戻るまで歩く。これにより老廃物や疲労物質が素早く処理され翌日の疲労感が段違いになる。必ず行うこと。
4.カフェイン、アルコールは避ける
カフェインには利尿作用があるので避ける。
アルコールを代謝するのは肝臓だけだが、肝臓はレース中で必須な糖分を作る働きがある。
肝臓が1時間に処理できるアルコールは7gであるが、これはビール中瓶1本、日本酒1合、ワイン一杯半がそれぞれ20g前後のアルコールがあると考えると、代謝するのに3時間かかる計算になる。
またアルコールは少量だと利尿作用があるが、飲みすぎると脱水作用を起こし血液を減少させる。そうなると心拍数が上がりやすくなり、苦しくなる原因になる。
**戦時に必須なアクセサリー
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ballistic 弾道
**楽天、オンライン字幕翻訳会社を買収
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sag たるむ
siege 長く苦しい展開