曲目はスコットランド特集。『フェロー諸島への幻想の旅』『ブルッフ スコットランド幻想曲』『メンデルスゾーン 交響曲第三番 スコットランド』
お目当てはブルッフのスコットランド幻想曲。この曲はハイフェッツが発掘して有名になった曲としても有名だが、超メジャーという訳でもないのでたまにしか演奏されないので見つかってよかった。第四楽章は華があって好き。
独奏者の山根一仁も若手の有望株として一部で人気が出ているのでそちらも楽しみにして行った。
お目当てはブルッフのスコットランド幻想曲。この曲はハイフェッツが発掘して有名になった曲としても有名だが、超メジャーという訳でもないのでたまにしか演奏されないので見つかってよかった。第四楽章は華があって好き。
独奏者の山根一仁も若手の有望株として一部で人気が出ているのでそちらも楽しみにして行った。
山根一仁の最初の印象は体が固いのかなぁというもの。まだ18歳と若く体ができあがっていないのもあるのかもしれないが、なんとなく違和感を感じた。弾いている時も体全体がぎこちなく見えるし、お辞儀の仕方も微妙。
とはいえテクニックも音量もある。音だけ聞いていれば確かになるほどという感じなので、実は体にあった弾き方なのかもしれない。ミスも非常に少なかったとように思う。
指揮者の川瀬賢太郎も1984年生まれと若かった。指揮は体全体を使うもので膝がよく動いている。のだめでそんな指揮者がいたような気がするがそれに近いのかもしれない。見ていて面白かった。
メンデルスゾーンの交響曲3番は、1829年にスコットランド旅行の際に着想を得たものの、完成は最も遅く1842年なったそうな。この時代は廃墟や荒野などに美しさと崇高さを見出す『ピクチャレスク』という美学が流行して、それを見ることができる場所としてスコットランド旅行がブームになったとのこと。
ミューザ川崎は何気に初めてだったが駅から直結してなかなか便利だった。
ちなみに来月もまた同じホールでブルッフでヴァイオリン協奏曲。ソリストは三浦文彰。こちらも楽しみ。
ミューザ川崎は何気に初めてだったが駅から直結してなかなか便利だった。
ちなみに来月もまた同じホールでブルッフでヴァイオリン協奏曲。ソリストは三浦文彰。こちらも楽しみ。
**ベトナムで中国企業に暴動
ベトナムと中国の緊張が高まる中、ベトナム人の暴徒が中国の工場を襲った。Nikeなどに靴をおろしているシンガポールの世界最大のスポーツシューズメーカーYue Yuen Industrialは世界的には影響は無いがベトナムの生産は控えているとした。この動きは2012年の尖閣諸島を巡る中国の日本製品に対するものと同調している。
**シンガポール航空 経常赤字拡大
アジア市場の過当競争により料金値下げ圧力がかかり、乗客数は確保しているものの利益率を押し下げている。経常赤字は6000万SGDとなった。アジアには50を越えるLCCがあり、長距離路線のAirAsiaXがバンコク-ソウル、東京線を開設するなどの動きも起こっている。40%出資しているTigerAirも経常赤字、半分出資のSilkairもガルフ諸国との競争になっている。
**Barclays 7000人の人員削減
イギリスの厳しい資本要求により他国の投資銀行に対して不利になったことが原因。投資銀行部門の人員を7000人削減する。投資銀行の900億ドルのリスク資産をバッドバンクに移管し、リスク資産を現在の半分から1/3まで縮小する。