2015/02/11

2015/02/08 愛媛マラソン


今期は3回フルマラソンを走った。下記にそのラップをグラフにしたものを恥ずかしいけれども示し、今期を振り返る。



■ 2014/10 宮古島マラソン 3時間50分20秒

05:00/kmなら余裕だろうと今になっては根拠のない自信に裏づけされ、前半をそのペースで走ったら26km以降に大幅に失速した。

よくよく考えてみれば長距離の練習を踏んでいないというのが失敗の原因だった(アホ

またこの時期の宮古島はまだまだ暑く発汗も一つの原因だったかもしれない。

失速そのものはトイレにいった直後だった。これは体が一旦止まると復帰し辛いということかもと思い、以後水分補給のタイミングには気をつけることにした。


■ 2014/12 ホノルルマラソン 3時間47分41秒

ということで2ヶ月しかない間を縫って週1で30kmを織り込みホノルルマラソンへ。

この時は21kmくらいで今日は行ける!と思いペースアップしたところ37kmくらいで完全に体が動かなくなった。

家に帰って調べてみたところペースを上げているところでグリコーゲンを使い果たし、それ以降はもうガス欠ということらしかった。

宮古島もそうだったがこの失速以後のマラソンは本当に本当に辛いし痛いものである。

■ 2015/02 愛媛マラソン 3時間36分38秒

色々本を読んで、前半はグリコーゲンを温存し、広範にペースを上げるネガティブスプリットを試してみることにした。

結果から言えば目標は3時間40分切りだったので大成功となった。

今回もホノルル同様に20km過ぎに一番楽な状態を迎えたがそこはじっと我慢した。なにしろ前回失敗しているので納得度が違う。

30kmになった時も、まだまだ行けると余裕があったので慎重にペースを上げて行った。結局1番速かったのは41km-42kmの区間の04:15/kmという椿事にもなった。

30km過ぎからは次々に人を追い抜いていくし、なにしろ失速した後の辛さが無いのが最高に気持ちがいい。マラソンをやっていて楽しくなるというのが印象として強く残った。

また翌日以降の疲労も前2回とは明らかに違っているので、多少なりとも余裕をもって完走するのも良さそうという実感も得ている。

35km過ぎに高橋尚子がいてハイタッチ!しかもフォームが崩れていないことを褒められた!

■ まとめ

相変わらず失敗という失敗は必ず通るけれども、そこを数で補って調整していくのが自分の形なんだなとマラソンでも実感している。

今後の練習は、前回書いたようにまだ月間走行距離が200km未満というお寒い状態なのでこれを300kmに上げるがまずは目標になる。

マラソンの走り方としては今回のネガティブスプリットで良いかなと。

終始一定のペースで押す走り方は無駄がないしハマれば100%の実力を発揮できるが、ペース設定が難しい。

それに対してネガティブスプリットは90%の実力は発揮しやすい走り方なのではないだろうか。

なんにしても最後を綺麗に走れてとても満足している。こういうのが結局市民ランナーとしては大事なのかもしれない。

■ その他


愛媛マラソンは1万人以上の参加者がいて倍率は2倍程度ということらしい。

応援もずっと途切れることなく、ゴール後すぐに荷物が受け取ることができたりととても良い大会だった。

写真は松山城。大会会場から天守閣が見えるがお城がとても立派であった。

ちなみに伊予は江戸時代8藩に分かれていたそうな。四賢侯の宇和島藩主、伊達宗城が有名どころか。


食べ物としては松山は真鯛が特産らしい。マラソン前日は海産物を避けるようにとあるが無視して一杯食べた。オコゼ料理も食す。肝が美味しい。

大将も適度に気を遣って構ってくれてとても心地よく過ごせた。帰り際に伊予柑をもらう。とても大きい。


マラソン後は郷土料理屋にいって食べまくる。鯛の下には五色そうめんが入っている。

マラソン後だったら平らげることが出来たが普通にランチに来た人は全部食べるのに苦労するかもしれない。それくらいの量だった。

ちなみにフルマラソンを走ってだいたい2600kCalくらい。だいたい普通の昼食を3回分は食べて良い計算になる。