そんな訳で来週に今期最期のマラソンを控えていますが、10月と12月のマラソンの結果が芳しく無くどうも単なる実力不足なのではないかという悲しい現実を目の当たりにして、既に心は来シーズンにあります。
理系なので最小限の月間走行距離でサブ3(3時間以下)を狙っていましたが、どうも練習量が足りないらしい。
これは後で知りましたが、早々とサブ3をするタイプには、陸上を経験していて元々速く走れるタイプと後は普通に練習量を積んだタイプの2通り。
私の場合は経験も無いのに前者の練習メニューを適用していたという馬鹿者だったということみたいです。
アシックスでもらった資料にも、月間走行距離とレースタイムはかなりの程度の相関関係があったなぁなどと遠い目をしています。
練習としては週3で、インターバル、ペース走、ロング走といういわゆるポイント練習で、これはこれで問題なかったのですが、月間走行距離では200kmにやや届かない。
サブスリーを達成する人はこれに加えて普段のジョギングを加えている感じでした。
本などを読むと超回復が必要なので週3でいいとか、ジョグは負荷がかからないのでコンディション維持とか言っていますが、どうもそれだけでは無さそうです。
まあコンディション維持に、ポイント練習の効果維持が入っていると解釈すれば良いのかもしれません。
そうなると私の練習方法は割りと苦しいことをしていたのに、効果はザルの網目から落ちていったという悲しい状態になります 涙
■ 月間走行距離
2013/6/1 | 16 |
2013/7/1 | 155 |
2013/8/1 | 193 |
2013/9/1 | 154 |
2013/10/1 | 147 |
2013/11/1 | 161 |
2013/12/1 | 186 |
2014/1/1 | 213 |
2014/2/1 | 111 |
2014/3/1 | 162 |
2014/4/1 | 142 |
2014/5/1 | 193 |
2014/6/1 | 169 |
2014/7/1 | 201 |
2014/8/1 | 148 |
2014/9/1 | 160 |
2014/10/1 | 164 |
2014/11/1 | 181 |
2014/12/1 | 158 |
2015/1/1 | 212 |
自分でも改めて記録をとってみると全然走っていないのが解ってこれは仕方ないなと。
俗に200kmでサブ4、300kmでサブ3と言われているので、逆にこの練習量で3時間40分台というのは健闘しているのじゃないかと、自分に甘い評価をしちゃっています。
そんな訳で今月からは月間走行距離350kmを行って、来年こそサブ3を達成したいと思っているところであります。
■2014年の10冊 順不同
『パターンランゲージ』
人間の物理的側面を考慮した設計について。引越しや新築をする人などは目を通す価値あり。
『良き人生について』
ストア派の考え方と実践方法。ストア派は読んでいていい。
『幸福論』
ショーペンハウアーのもの。とても鋭い。
『科学するブッダ』
2/3は科学史で残りの1/3が仏教といったところ。あとがきがとてもかっこいい。
『モラルの起源』
人間の持つ利他行動のパラドックスを解きほぐす。過適応なのか、それとも人類の発展段階の1つうちにいるのか。自分のもっている道徳心に興味がある人にオススメ。
『心の鍛え方』
トップになれないとハッキリしても前進せざるを得ない中年棋士の心うち。
『覇王と革命』
袁世凱が政権を取るところから蒋介石が統一を果たすまでの軍閥史。三国志と幕末が合体したようなダイナミックさがある。
『敗北を抱きしめて』
敗戦直後からの日本を描く。庶民生活やGHQの政策など如何に戦後史を知らないか。
『サードプレイス』
サードプレイスの機能や成立条件など。住んでいる近くにこのような場所を失ったことは現代人の生活を貧しくしているのは間違いない。
『戦争の世界史』
青銅から核までどのように戦争の技術が発達したかを明らかにする。