・25kmからペースアップしたら最後きつかった
■ なんとか記録更新
去年の東京マラソンで3時間23分(4'49/km)を達成できたいので、今回はこれを更新することが一応の目標だった。
11月は30km走を5回こなし去年のラップならなんとか行けそうという感触は掴めていた。
しかしそれ以上のラップだと若干苦しい感じがしたのでフルマラソンだとどれくらいのタイムで行けば良いのかは解らなかった。
しかしそれ以上のラップだと若干苦しい感じがしたのでフルマラソンだとどれくらいのタイムで行けば良いのかは解らなかった。
結果、序盤の32kmは4'47で行って最後の10kmは4'30までペースアップすると3時間20分を切れるので、これを目標とした。
理想を言えば3時間15分を切れると達成感が出るのだが今の実力では難しいということで自重した。マラソンは走る前から自分の欲との戦いが始まってるか。
■ 序盤は抑えるのが大変、そしてやっぱりしっぺ返しを食らう
割と前の方からスタートできたので、最初の5kmで大きくタイムを落とすこともなくすぐに巡航速度に入れた。
しかし体が軽くそれに合わせた走りをしようとすると4'35くらいなってしまう。このペースで行くと確実に潰れるので、これを抑えることに苦労した。20kmや30kmなら、つまり普段の練習ならこのままで問題なく終わるところなので、このあたりが練習と本番の距離の違いと言えるかもしれない。
ところが25kmになっても未だに余裕だったので、ここから欲を出して4'35にペースアップしてみた。結果的には最後までほぼそのペースで走ることはできたのだが、愛媛マラソンや東京マラソンで上手くいった最後を4'00付近まで上げる爆走という感じには持っていけなかった。
ペースアップした後に感じたのは思ったよりもスピード上がらないな、思ったより厳しいかも、という感じだった。なんとも怖い。
結局最後の3kmは結構辛い時間になり(とはいえスピードは維持できた)、やはりペースを上げるのが少し早かったかという印象を持った。
若干余裕を残してゴールするのも、途中からペースアップするのもタイムは変わらないのかもしれない。意外な発見だった。
やはり事前のプランを維持するのなかなか難しい。
■ その他
・コンビニのおにぎりが朝食では味気ないなと思いジョナサンで朝食をと思い入ったが、4時台だと早すぎてまだ朝食メニューがなかった。結局唯一の和食ぽかった金目鯛の煮つけを食べた。
しかし付け合わせの野菜や切り干し大根が祟ったのか、レース中に何度かお腹が痛くなった。普通に炭水化物だけが良いのかも。
・給水所のコップがプラスチックで飲みにくかった。日差しが強く汗も出ていたので給水はしっかりしようと思っていたので結局しっかり止まって飲むことにしたが、変に失敗するよりは良かった。タイムに直すと4秒くらい遅れる感じ。
・レース中の補給食はいつの通りスポーツようかん2本だった。カフェイン入りが良いらしいので次回は事前に試してみたい。
・カーボローディングは思った以上にきちんと計算する必要があるようだ。
http://nakajima-bonesetter.com/blog/post-5563
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・体重を減らすのも、食事も練習のひとつなので栄養学を軽く勉強したが面白かった。
■ 総括
やはりマラソンは自重のスポーツだと思い知った。30km以降からがマラソンの本番なので、普段の練習とは違う条件なのが難しい。
プロの世界であっても身体的能力では劣る30代半ばが活躍するのもこういった精神面が土壌なのかもしれない。
プロの世界であっても身体的能力では劣る30代半ばが活躍するのもこういった精神面が土壌なのかもしれない。