2013年8月27日火曜日

地図で読む世界の歴史 第二次世界大戦(4) 地中海、イタリア戦線 北欧 中東


1.西部戦線
2.東部戦線
3.アフリカ戦線
4.大西洋
5.地中海、イタリア戦線
6.北欧
7.中東
8.太平洋
9.インド・ビルマ・中国

イタリアは43年9月に早々と降伏するが、イタリアに派遣されたドイツは敗戦直前まで粘る。北欧ではフィンランドにソ連が侵攻、中東ではソ連に対する補給線の確保で連合軍が占領していく。


5.地中海、イタリア戦線

40年6月にイタリアが参戦しフランスが降伏したので、地中海における海軍の力関係は大きく変化していたが、イギリス艦隊は強くイタリア艦隊を消滅させた。しかしドイツ空軍は健在であり北アフリカへの補給線を巡ってドイツ空軍vsマルタ島のイギリス軍が繰り広げられた。1942年10月くらいになると連合軍の船団が安全になった。

41年4月にドイツはギリシア侵攻しこれを占領。6月にはイギリス軍が撤退していたクレタ島をパラシュート部隊を使い平定した。

北アフリカで勝利を収めた連合軍は43年7月にシチリアに上陸し8月に占領。シチリアを落とされたイタリアはムッソリーニを権力の座から落とし講和交渉に入り9月に降伏した。連合軍はイタリアの降伏によってイタリアを難なく占領できるという期待もあったが、実際にはドイツは北部諸州を武装解除させ支配下に置き猛烈に抵抗した。

連合軍は9月にサレルノに上陸し10月にはナポリを落とし北上。山間部に築かれたドイツの防御線グスタフ線まで達した。そして44年1月から5月までは高さ500mにある修道院を巡って激戦が繰り広げられたがなんとか突破し、6月にローマを攻略した。

しかしドイツ軍は整然として次のゴシック線まで撤退しており、10月末には地面がぬかるみ始め春まで連合軍の北上は止まってしまった。結局4月初旬から攻勢が再び開始され5月にイタリア全土のドイツ軍は降伏した。


6.北欧

39年11月から40年3月にかけてフィンランドvsソ連の『冬戦争』が繰り広げられ、フィンランドはソ連に60万人の死傷者を出させるなど善戦したが、ソ連に降伏することになる。フィンランドはこの後、領土回復を助けてくれる相手をドイツに見出すことになる。

40年4月から6月まではドイツと連合軍がデンマークとノルウェーをめぐって戦う。ドイツはノルウェーの鉄鉱石と北大西洋への軍港確保、連合軍はフィンランドに対する支援をそれぞれ目的にしていた。結果はドイツの勝利。作戦名『ヴェーゼル演習作戦』

7.中東

イラクは事実上イギリスの支配下にあったが、41年4月親ファシストのラシッド・アリがイギリスのインド師団の駐留を拒否。イギリスは軍を進めてこれを占領。

レバノン・シリアは既にヴィシー政府統治下であったが、自由フランスとイギリスの合同軍が地中海沿岸からベイルートをそのままシリアに入りこれらを7月に占領。8月にはイギリスとソ連がイランに侵攻。ソ連への補給線を確保した。


**西洋諸国、シリア空爆を狙う

シリアのアサド政権による化学兵器使用を止めるのが目的。シリアは前日国際世論に屈し、先週化学兵器が使用されたとされる疑いのある郊外への国連査察を受け入れた。しかしオバマ政権は遅すぎて信頼できないとしてはねつけた。西洋諸国による介入はロシアやイランを刺激する可能性もある。

**シカゴの新学期事情

シカゴでは10億ドルの教育資金が不足していたため、50の小学校が閉鎖され2000人の教師が解雇された。シカゴの20%の歳入はワシントンから来ておりそれが直撃した格好になる。学校は600の安全な通学経路をギャングエリアに作ることになった。

cull 間引く

**5年ぶりに低い社債発行

8月の社債発行は610億ドルと2008年来の低水準となった。去年は1210億ドルだった。原因は5月のtapering発言で米国債の利回りが1.61%から2.9%に上昇したことによる。それまではその低金利を背景に多くの社債が発行されており、4月のAppleによる170億ドルの発行はその象徴だった。