2013年7月26日金曜日

絶対音感

**中国のミニ刺激策

減速する経済に対して、中小企業の税軽減、輸出企業のコスト減、鉄道敷設プランの三つを打ち出す。2008年の大きな財政出動とは違い、限られた資源を成長に限って使いたいようだ。また今後5年は政府系の建物の建設を禁止することも発表している。

**急増するETFの不履行

ETFの流動性や構造に改めて疑問符があがっている。6月26日におけるトップ30のETFの換金失敗は39億ドルにのぼった。これは2011年8月15日の財政の壁懸念による急落時に記録した66億ドルに迫る数字である。次の危機の主役となるか。

**ベトナム首相のワシントン訪問

米国としては対中国やTPP参加交渉を行いたいが、反体制派の弾圧などの人権問題が交渉の妨げとなっている。Truong Tan Sang首相はベトナム戦争後初めてワシントンで演説をする首脳になる。

**日経平均は168円安の14562円

円高が進む。チャートが崩れた銘柄が結構ある。JALが最高値。海外では好調な決算が続き高値。SBUX、Vなどが勢い。好決算のFBは+30%の34.36ドル。






音楽家にとって、音楽が人生そのものであるということは、逆に世の中の人間の営みがすべて音楽を通じて見えてくるということなのではないだろうか。P.375

一番話しの合う知人に勧められて読んだ本です。

本書の中で絶対音感は、6歳までの訓練によって身につくものとされています。脳が柔らかいうちに刺激を繰り返しその部位を鋭敏にするということみたいです。だから刺激が最も多い最初に習うCの調が特に鋭敏であったり、白鍵の部分だけは明確であったりとその『絶対』にも差があるとされています。

いずれにしてもそうやって小さい頃にそうやって音階の受け皿を作ってしまうことにより、音が外れると違和感を感じる。それが絶対音感ということになるみたいです。

単純に考えれば絶対音感があった方が便利そうということになりますが、実際問題としては相対音感の訓練がおざなりになるケースも多く、現実の演奏で使える音感が育たないリスクがあると本書は指摘しています。

指揮者でも演奏家でもあるぶんには越した事はないが、という程度のインタビューが多く載っている通り、絶対音感が確実に利するのは調性のない現代音楽くらいというなのかもしれません。

まあこの絶対音感に関しては実際にはそれほど必要の無い能力だったとしても、楽器に対する運動能力や読譜の力、リズム感などのその他の能力もあるので、結局はやはり幼少期から始めておかなければならないのだろうと24歳からヴァイオリンを始めた人は思うわけですが。

でもこの手の話って単純に足が速い、ボール扱いが上手い、思考の型や癖などといったことも同じなんでしょうね。どう転んでも私がヴァイオリニストになれないように、種々そういった特殊能力というのが人それぞれあるんだろうと。畑が違うとわりと乗り越えられない壁が存在するイメージといったら良いでしょうか。

だから音楽ができる人にどうして楽譜読めないの、と言われてもすいませんとしか言えないというのはたぶん色々な局面ででてくる話なんでしょうね。

問題はその特殊能力が解り易いものと解りにくいものがありそうだというところでしょうか。いや、でも違和感として認知されるから解っているかな。


**豆知識

・モーツァルトの時代のピアノは422ヘルツ、1885年は435ヘルツなど基準音も時代やピアノの材料により変化をしている。

・オーケストラによる違いもあり、日本は442ヘルツ、ベルリンやウィーンフィルは445~446ヘルツ、イギリスは440ヘルツ、アメリカは440~442ヘルツ。国によって基準音が違うので相対音感を訓練しておく必要がある。

・ソリストとしての資質の有無は10歳~15歳までで判断できる

・バーンスタインは、音楽は音楽のなかにすべてがの理由があって、その外側にはどんな理由もないという立場

・指揮者が言わなくてはいけない言葉は、いまオーケストラでどんな問題が起こっていて、どの方向へいけばもっとよくなるかを示すこと