2013/11/28

頭の整理術 長野慶太


最近、引用がちょっと多すぎて、時間を使いすぎている印象を持って改善しようと思った。そこで頭にひらめいたのが本書。

長野慶太は著者買いしてしまう著者の一人。内容が鋭く、読んでいてとても為になること多い。この本は整理についての考え方と実践について書いてある。


判断基準は、自分評価軸、時間、金銭コスト

整理にとって大事な事は、他人の評価ではなく、自分の評価だけだ

そのツールを使って、頭が働くかが大事

整理をして何を得るかが問題

あなたにとって本当に役だつもの以外は、すべて捨てる。プライオリティがつけば整理も加速する。

人間が考える時間は、縮まらない。有能な人は、考える時間をむしろ削らず、それ以外のところで工夫している

もともと自分の備忘録なので評価軸は問題なかったが、時間がかかっていたのが一点。それからこうやってブログに書くことで、記憶の定着は進んでいたが、さらにこれを使って考えを深めるという点については足りてなかった。

ただこの部分に関してはtwitterを使ってのbot化を試していたので、これが成功すれば解決しそうだ。


情報量を落とさずにまとめるなんて、できない

まとめるとは捨てること

ひと言でまとめる

普段から微妙に思っていることをがつんと。やっぱ無理よねと。網羅的は厳しい。80対20の法則を当てはめれば結果を出す20を残して80は清水から飛び降りる気持ちで捨てなければならない。

重要なアンカー → 想起 → 本を眺める

という具合が丁度良いのかも。いずれにしてもまずは強引にでも大切な所だけを刈り取る練習。って書いてて思ったけどこれは仕事でも言えるのよね。あちらはもっとフィードバックが多く、強烈で、さらに年数経っているので刈り込めている。

ということでがんばって情報量を落としてみた!


**米、中防空識別圏を飛行

土曜日に中国は尖閣諸島を含む防空識別圏を設定した。これに対し米国は火曜日にB52をその領域に飛ばした。中国はこれに対し、地域の安定を損なうとしたが、米国は中国が現状を変えようと不安定にしていると強い声明を発した。

**プライベート・エクイティの現金余り

2013年は3100億円の買収案件があったのに対し、2007年は7760億ドルであったようにプライベート・エクイティは落ち込んでいる。にも関わらず使用されていない資金は過去最高水準で7890億ドルに達する。関係者によれば、通常5年の契約期間切れを前にどこかへ投資をするプレッシャーがかかっているという。

**南アフリカの不振

脆弱な五カ国は南アフリカ、ブラジル、トルコ、インド、インドネシアを指し去年までとても良かった。しかし米国のtaperingが開始されることに伴い数字が悪化している。政府は今年の成長率を2.5%から1.9%へ下げた。格付け機関は来年の選挙次第では格下げも検討しているという。また財政赤字はGDPの6.5%に達し、それは外国からの資金流入でファイナンスしている。