2013/11/04

チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団 未完成 運命 新世界



毎月1度はコンサートホールに足を運ぶシリーズ。

今月11月はチェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団。皇帝の第四楽章が最近の流行で聴きに行ったが、ドヴォルザークの新世界が出来が明らかに良くて驚いた。そういえばドヴォルザークはチェコ出身だった!

一番驚いたのは第四楽章のタララーラータララーラーラーラーラ ラララララララララの部分(なんのこっちゃ) 全体的にスタッカートをはっきりさせる演奏だったが、この部分がそれによくはまっていて感激。こういう曲はやっぱりリズム良くだと心地良い。

それから第二楽章。いわゆる小学校の下校時のアレです。窓から夕日の差す校舎がどことなく物悲しいようでそれでいて小さい頃のキラキラしたものが思い浮かぶような。完全に個人的な体験ですけど、それらを思い浮かべる。それぞれのトップ同士のかけあいの部分も面白かったです。

運命に関して言えば、3番から4番に入るところの音量の大きさ、ついに来たぞ感が素晴しい。ベートーヴェンすごい。

普段は器楽曲ばかりですが、フル・オーケストラにはフル・オーケストラの良さがやっぱりあるなと改めて思った演奏でした。ただしオペラシティは音圧を体に感じるという点でいまいちな感じがしたので、他のホールでもう一度聞いてみようかしら。



**チャイナタウンの現状

チャイナタウンの人口が減っている。NYでは全体ではアジア人はこの10年で30%増加したにもかかわらずチャイナタウンは-15%減少している。同様にサンフランシスコでは-23%の減少である。背景には高級化の波、家賃の上昇、不法労働者の摘発、家族経営に興味を示さない次世代、元高などによる。

impervious 鈍感な
gentrification 高級化

**東南アジアの質屋ブーム

シンガポールのValue Maxという質屋が上場をした。これらの質屋や年間換算で17%の金利を取り、銀行の15.4%を上回るが、信用照会や給与証明もいらなくすぐに現金化できるので人気がある。質屋に持ち込まれるうちの70%は金であり、価値の60%が現金化できる。東南アジア諸国では、家計の負債が大きくなっている。またタイは僅かならがも景気後退に陥っている。

pawnshop 質屋

**アフリカに進出するビールメーカー

ビールメーカーがアフリカに進出しその競争も激化している。売上高世界一のDaigeoはガーナで現地生産を始めた。ナイジェリアでは現在一人あたり11リットルのビールを消費するが、2035年には72リットルになると見られており、GDPも2035年には英国を抜くとされている。アフリカ全体では2050年には20億人を擁するようになる。2011年には50万円以上の世帯収入があるのは8500万世帯であったが、2020年には1億2800万世帯になると考えられている。