2013年12月3日火曜日

勝負論 梅原大吾 長期的に勝つことを目指す。最後まで走っていること、成長していることが大事


プロ・ゲーマーの本。既に32歳になるがまだ一線で活躍し続けているのは素晴しい。

ゲームは2年ごとに変わるのでその度に振り出しに戻る。使ってきた知識やテクニックがゼロになるという点では過酷な世界だ。

当然ながら新しいゲームは若い人が強い。しかし最終的には梅原が勝つのだという。つまり上達の仕方についての差がある。本書ではその事を中心に書かれている。


・長期的に勝つことを目指す。最後まで走っていること、成長していることが大事。成長は内的評価。成長している事実を把握できるようにする。自分で考え一つ一つ試し、壁に当たりながら基礎をじっくり固める。


要は自分のものさしで自分で試行錯誤するということ。そしてそれは長期的な方向を向いていること。

相場でも目の前の勝ち負けだけに拘るのはある種、楽ではある。だけれども、HFTの登場のように環境が変わってしまう場合もあるし、取れない値幅がある。そしてなによりも美しくない。もっと美しく華麗に勝ちたい。

それは自らの求めるものである。観念ではなく現実として美しさは転がっているのだから取らない訳にはいかない。

要領の良さで乗り越えられる範囲は限られているし、恐らくその要領の良さすらプレッシャーがかかれば発揮できない。だから自分がきちんと運用できるようなものを作っていく。それができるのは自分自身だけだ。


・正確さ、速さ、省力、反復。伸びしろの為の遊びを常に入れる。感情よりも行動を変える。行動で感情をコントロールする。孤独は避けられないが0.1%の人に会うのが楽しみ。

遊びを入れることなどは聞いたことがあると思うし、技術的な追求点もどの分野でも求められるものだろう。

行動で感情をコントロールするのもうなずける。プレッシャーがかかる場面ではどうしても感情は乱れる。人間だから仕方ない。だが、人間だからそれに対して事前に対抗策を練っておくことできる。行動を変えて感情を冷ますのは知恵だと私も思う。

自分でひとつひとつ検証していくのは結構尖った考え方だし行動になる。またそれを常日頃から繰り返しているのだから負荷も低い。これを99.9%の人に当てはめにかかると失敗する。そういう意味で孤独なのは仕方がない。

だが残りの0.1%に会った時の爆発的な喜びといったらこれに勝るものはない。話した瞬間に解る類のものである。渡辺明が書いていた三手目の対応と同じ事を指していえるだろう。梅原は本書ではそれをご褒美と称している。

・ひとつ付け加えるならば、短いスパンのフィードバックが必要

結果がなければ間違いにも気付けない。なのでフィードバックが必要だ。

一般社会では結果と自らの仕事の結果が遠いので、短いスパンでフィードバックを貰えるよう、あるいは自らで測れるような環境を作っていくのが肝要となるだろう。

ただし、そのぶん酷い結果の前に何度も晒されるということにもなるが。


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