今回も定番のテーマ。
短いというのもあってあっさりしているが、村上作品の一通りの要素は揃っているので、この本は一番最初に読むのに良いかもしれない。
目にとまったのは小学生の『にんじん』の存在で、ここにはちょっとした親目線のようなものが感じ、ひとつ立体的な作品になったように思えた。同じようなテーマで一人の人間が書いているとその差分が見えてくるということだろうか。
警備員とのやりとりと保管庫の鍵を捨てるところも印象的なシーン。強烈な皮肉がちょっと可笑しい。書かずにはいられない事柄なのかもしれない。
次は『海辺のカフカ』。この作品から少しテイストが変わっているという話なのでがんばって読みたい。
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