2014年8月2日土曜日

FTとか相場観とか 20140728~20140802

**共産党入党者の減少

中国では全国で8670万人の共産党員がいるが、今年の入党者は240万人と2003年以来の低い水準となった。共産党員であることは政府の職につく事実上の必要条件であり、また政府の職には様々な優遇があった。しかし2010年に習政権になってからは汚職摘発が続き、イメージが悪くなっている。

**ガザ4つのシナリオ

1.イスラエルによるガザの再占領。ただし国民には不人気。
2.現状維持での停戦。
3.コソボオプション。国連による平和維持。
4.Hamsの非武装化と経済の再建

**米国第二四半期GDP成長率は4%へ

事前の3.1%という予想を大幅に上回った。低下する失業率もあり、利上げの時期に関する議論が活発化しそうだ。ただし数値は過去3年に渡って修正されることが多い。

**任天堂の第一四半期の損失は事前予想を上回る

任天堂の売上は前年比-8.4%の747億円、純損失は99億円となった。これは事前のアナリスト予想55億円の損失という数字の倍となっている。任天堂は据え置き型のゲーム機を維持し、モバイルゲームは競争が激しいとし参入を拒んでいる。

**EUが対露制裁を決定

EUが冷戦以来最も厳しい対露制裁をすることに合意し、ロシアに親ロ分離派へのサポートをやめるように圧力をかけた。制裁はロシアの金融、エネルギー、防衛に及び、ロシアの銀行の株や債券の発行にも制限を加える。しかし石油は制限リストに入っているが、天然ガスはそのリストに入っていない。

**コンパクトオリンピックにリスク

2020年の東京オリンピックはコンパクトに行われることが謳われているが、インフレ率の上昇によるコスト増と慢性的な労働力不足により費用が上昇することが懸念されている。有効求人倍率は1.1倍と1990年以来にタイトな水準となり、特に建設業界の需要が逼迫している。

**ドイツ国債利回りが過去最低に

ドイツの10年国債の利回りは1.12%と1920年代のハイパーインフレの時代を別にすれば、1800年代から最も低いものになった。EUは他の国でも同様のことが見られ、オランダでは500年、スペインでは200年、フランスでは250年で最も低い水準にある。

**西アフリカ諸国 エボラウィルスにより入国規制

致死率は90%に上り、リベリア、シエラレオネ、ギニアでは700人を越える死者が出ている。

**中国Microsoftに立入検査

独占禁止法抵触の可能性があるとして、中国国内のMicrosoftに事前通告なしに立入検査が行われた。中国政府ではwindows8を導入しているが、セキュリティ上の問題があると懸念されている。

**スペイン国債の利回りが200年ぶりの低水準

10年国債の利回りが2.5%と200年来の低水準になっている。ポルトガルも同様に3.59%と去年9月の7.4%から大幅に低下している。ECBのゼロ金利政策や貸出パッケージ政策が影響している。

**航空保険業界が戦争事由を見直し

マレーシア航空機撃墜により航空保険業界は9・11以来の大きな支払いの年となり、戦争事由について見直しが進められている。現在のところプレミアム自体は3倍を請求するようになっている。

**日本のインフレ率は2ヶ月連続で下落

6月の消費者物価指数(コアCPI)は1.3%だったが、5月は1.4%、4月は6年ぶりに高い1.5%を記録していた。黒田総裁は年の後半2%に向う前に、夏に1%まで落ちる可能性があると警告している。

**モスクワがマクドナルドを提訴

マクドナルドがロシアの健康基準に達していないと主張し、米の新しい対露制裁への反応と見られている。マクドナルドは1990年からロシアに店舗を出店している。

■相場観

アメリカのGDP成長率が4%台にという好材料に相場が反応しなかった事により、久しぶりの下落となっている。いよいよ下げ相場の始まりなのかと市場のみんなが思っている。下記のチャートはS&Pの日足。


次に日本だがNYが下げるとなれば最終的にはつられて一瞬下げるかもしれないが、長期でみるとむしろこれから本格的な上げ相場が始まるのかもしれないとも思ってしまう。上に抜けたら我々の世代では一世一代のものになるかもしれない。


日本の生産性が大幅に改善してという線は考え辛いので、今回日本が強いように円安によるものかもしれない。アベノミクスは2%は無理でも円安で成功?あるいは債券が崩れて日本株が買われるとかあまり良い株高とはいなさそうだが。意外にNISA的なものが効果あるとか。

いずれ理由が明らかになるだろうけど、日柄としては1989年から25年だから上げておかしくない。上げ出したら3万円くらいありそうだけどどうだろう。今年から来年か解らないけど、しばらくこの水準で推移して、その後に上げるというシナリオを想定しておく。